おはようございます。神戸のお車販売、買取店のリドライブです。

タイトルの件

この方の書かれている記事をほぼすべて読んでいます。異業種なのですが、元同業。私は車屋さんする前は、この方の業界にいました。で、昔の業界の事も気になるし、とある大きなアパレルはこの5年で1000億オーバーあった売り上げが半分に、取引していたところが倒産。どこのショッピングモールや百貨店に行っても、不思議と同じような商品しか並ばなくなった。

商品自体も同質化。箱もの(何とかモール)とかも入居している店舗は似たり寄ったり。また業界違いますが、会社の近くの新興住宅街に2個巨大な電気屋さんがあるのに、3個目の電気屋さんが新規にオープン。

どうするのだろう?と思います。

上の、リンク先の記事は、セーターを作るうえで、最近はホールガーメントと言う、一台1000万オーバーもする機械があって、和歌山の島精機(もともとは手袋を編む機械を作っていたところ)が販売しているのです。

ホント、何十年か前にその機械を見たときはビックリしました。ほぼほぼ出来上がった製品が、ボトッと、機械の下に落ちてくるのですから。

セーターは編み物する人ならわかるでしょうが、前身、後ろ身、両袖、襟、など、それぞれのパーツから、そのパーツをつなぐのをリンキング(編目と編目をつなぎ合わせる)して、初めて、1着の出来上がり。そのリンキングする工程が地味に大変なので、人が集まらないばかりか、辞めていく、だからホールガーメントが普及し始めている。

でも、編む人、編む機械によって、スピード、力のかかり具合、何なら色(糸の染料の乗り方)、糸の作るロット違いで、厳密には1枚一枚違うのですよね。 で、それを、まあまあ強引にアイロンで伸ばしたり、縮めたりでサイズをそろえる。

現場、モノづくりを知らない、大手アパレルの発注先からは、精密機械のようなサイズの統一感を!!5㎜違うだけで、返品されるとか、無茶苦茶な業界でした。

今も、たまに洋服を買いに行きますが、現場、モノづくりを知らないアパレルの本部が店長さんらを定期的に集めて、販売の指導、まあ言えば商品のうんちくを説明するのですよね。。。

で、上のリンクの記事のようなミスリードする内容を説明。買うとき接客を受けても、なんちゃってセレクトショップの店員さんの、知識の薄さ。買う気もうせてしまいます。

飲食店だとオーナーシェフがこの野菜や魚はこうだから美味しいんですよ。とわかっていないで、料理している所が流行るはずが無いですし、まず私は行かない。

車業界でも、わざとミスリードさせるような事があります。

新車が半値で乗れる?購入できる?→所有者は誰なの?5年後戻すときに幾ら追加で払うの?

○○は新車販売台数日本一

買取代数日本一

などなど、色々ありますが、リアルな所、どうなのかなぁと思っています。

異業種の事でも勉強になりますよねー

では