どうもリドライブです。

ちょくちょく、お客様からの問い合わせで”タイミングチェーンの車ですか?”と問い合わせがあったりします。でよく、ネットでは”当車両はタイミングチェーン車なので、基本交換は不要なので安心です”と???ダメダメな紹介をしているのを見かけるので、今日はそんなお話です。

タイミングベルトにしてもタイミングチェーンにしても、役割としては同じ、エンジンの回転を、エンジンヘッドのカムシャフトバルブに伝えて同期させる役割なのです。

因みに、この車 クラウンマジェスタはタイミングベルト

でこのLSはタイミングチェーンです。

 

タイミングベルトは、エンジン外側ばらさないと見えないところ、(交換するときは、大抵エンジン持ち上げたりします)、タイミングチェーンはエンジン内部、大抵エンジンオイルを入れる所から見えたりします。オイルに浸かっているんです。

でここからが本題、本当にタイミングチェーンの方が経済的?なのか?

私は、車の管理状態によると思います。

何故なら、最近の車は、タイミングチェーンの技術が進歩して、タイミングベルトと同じぐらい、静かになったり、伸びにくくなったりしています。しかし、オイル管理をしっかり、しているであろう車は良いと思います。これも軽自動車にあるあるなのですが、たかだた7万キロぐらい、6年落ちぐらいの車でも、エンジン異音、チェーンがシャンシャンなっている車をたまに見ることがあります。シャンシャンなっている車は、ジエンド。

下手すると、車検毎ぐらいしかオイル交換していない乗りっぱなしの、軽自動車なんてざらにありますが、そんな車はシャンシャンなっていることが多いし、丁寧に乗られていないから、車内ドロドロに汚れていたりします。

なので、タイミングチェーンだから安心と言うわけではないです。

あと、はウォーターポンプの交換は?

ウォーターポンプもタイミングベルトと同様に、10年10万キロが目安。これを替えるのも車種にもよりますが、エンジン上げて交換するような見えない場所にあるので、工賃が結構かかるんですね。だから、結果タイミングベルトと、ウォーターポンプを一緒に交換するのが一般的な話。これ交換しなかったら、オーバーヒートでエンジンダメになります。

ウォーターポンプの事も忘れずに。

で、結果的な費用としてはそう大差ないのでは?と思います。軽自動車ではあるあるな、乗りっぱなしでオイル交換もずさんだったり、あと10万キロぐらい走るとエンジンマウントがヘタって、結局エンジン持ち上げる作業があったついでに替えたりとかもあります。

私は、タイミングチェーンかどうかも心配されるなら、ウォーターポンプの事、あと乗り心地に影響のあるエンジンマウントの事も合わせて、気にされるべきだと思います。

という事で、タイミングチェーンだから交換の必要なしと言う、謳い文句は意味なしと言う、お話でした。

 

では、今日も一日頑張りましょう!!