どうも、神戸の中古車販売、買取店のリドライブです。

 

 

今日はとある所で、お車の査定をして、待ち時間に釣りをしながら(当社の車には常備しています(笑))、水平線に沈んでいく夕日を見てちょこっと考え事をしていました。

 

車を扱うって本当に難しい。

今日は反社チェック案件ありました。。。

 

風が吹けば簡単に吹っ飛ぶような看板ですが、そんな看板でも背負ってお仕事していますので、事件、事故、トラブルに巻き込まれないように気を付けなければなりません。意外とですが当社は、何でも目の前に来たら食べちゃいそうですが、その辺りの事はかなりキッチリやっていると思います。

 

では、本題。

これも、何でもありじゃない。。。と言うところでしょうか。

 

 

ご近所さんからSOS、かなり年季の入った車で23万キロほど走っている車。バモスが販売される前型の車ですね。

 

動かなくなったので、乗り換えをと言うご依頼で、予算20万で箱バンをと言うお話。

 

正直そんな車無いですよ。。。と言いながら、当社の動くイナバの物置き的に使っていた箱バンを

 

売ってよ!と間もなく20万キロの車です。

 

リアルに言うと、間もなく車検が切れるので廃車にする予定でしたが。。。

 

 

 

 

 

 

結局、販売しませんでした。

 

 

 

 

リフトに上げて売って良い車か、見極めて、

整備からも、

”どこまで(整備)するんですか?”

 

そうなんですよね。

 

走るんだけど、、、金儲けを考えると、ノークレームで、オイルだけ交換して販売したら、儲かりますが

 

クラッチはそろそろ交換必要だし、タイミングベルトもこの距離だったら2回目そろそろですし、下回りは錆び倒しているし。。。で断念。

 

不動車は

 

プラグの交換で取りあえず動くようになりましたが

 

冷却水のエア噛みあとを見つけ、エア抜きしーの、試走行すると、水温上昇。

 

サーモスタットの交換、シリンダーガスケット抜けまで。。。想定できます。。。が

 

さあどうしよう。

 

お客さんに相談すると、

 

”近場の買い物位しか乗らないから、そのままで様子見で乗るわ”

 

年配の方なので、あと数年乗る程度。+添加剤を投入して様子見

 

確かに、水温あがるぐらいは乗らないでしょうし、気長にリドライブさんにそれなりの箱バンが入って来るのを待っとくわと言う事です。

 

これも、価値観。

 

儲かれば何でも良いやと言うのであれば、あの走る物置きを現状渡しで販売するでしょう。

でも、当社は(私は)販売しませんでした。

 

そういう価値観の元に車屋さんをしています。

 

この辺の線引きは難しい。勿論、ぐらつきます。人間だもの。

 

アルファードやプラドや輸入車など見栄えが良い車も扱いますし、見た目が良いので皆さんガンガンこの手の内容をネットに上げますが、リアルな所、こういうお車を扱うのが、本職の車屋さんだと思います。

 

では