どうも、神戸のお車販売、買取店のリドライブです。

 

昨日、ブログで、本日AM淡路島での査定でしたが、スカされました。。。前日電話でない。当日行くと、車は無い。インターホン鳴らすと、奥様出られ、スーパー不機嫌に主人しかわからないので。。。とご主人様に電話すると、

”いやー来週ッて言ってたでしょ、仕事で昨日も忙しかったので電話できなかったんだけど、もう売ったのよ、今日も仕事で徳島へ。。。。”

昔は、ブチブチ切れましたが、最近はパワーの無駄と言う事が分かって、イラっとするだけ。わざわざ1時間かけて遠方まで朝マックを食べに行ったと思い、退散。

 

そもそもこういう人は、当社の顧客にならないし、私の性分、私から遠慮させてもらう方。お会いしてもストレス溜まりそうな人でしょうし、きっと買取出来ない、しない車だったはず。

 

高い交通費払って 400円の朝マック食べに行ったと思えば、それで良し。

 

今日は、ようやくですが、落ち着いて、お仕事。

ゆっくりとは出来ないですが、机に向かって半日、放置していた仕事をラップアップします。

 

では、本題。

野暮用があり、今日、オークションに行くと、輸出業者さんが横で出庫の作業をされていました。多分国内上位20位ぐらいまでには入る輸出業者さんでしょう。

分かりやすいですね。ぼろい、ヴィッツにカローラ、20プリウスにラクティス、多分ほんの一部の落札車両でしょう。ちょくちょく輸出仕様がどうのこうのと、お問合せいただきますが、何が何だかよくわかりません。

 

要はリセールが良い車を乗っているという事が、輸出仕様と言う事だと解釈しています。

好きな車買ったらいいのに。。。と思いませんか?私だけかな?

 

昨日の記事でも書いていたお車

ハイエースです。

 

これぞ、輸出仕様(リセール良いという意味ですね)

 

平成18年式 ハイエースバン ディーゼル

買取価格65万

14年経過、きっと250万程度で購入した車が、こんな価格で買取です。凄い車ですが、私も凄い。この値段を付けたのは自分で褒めたいと。

あるあるな土建屋さんのガタガタ、ドロドロの車でなく、お客さんの送迎車 バンなのに定員3人(9人) 3列。

 

地方の年配の方、普通の買取営業マンなら買い叩く、私も勿論人間だもの、この方からは余裕で下で買取できるなと、(しゃべりも上手い方なので。。。。)と一瞬よぎりましたが、何のなんの。きっと天井で買取です。

 

 

この車は、地方のインター下りてすぐの飲食店のお車。

食堂的、時には歓送迎会などの宴会場、座敷もあり多分100人―200人入るようなお店です。厨房も100㎡位あるのでは?

 

創業50数年。昔は何も無い所で。。。消費税が出来ての。。。増税があり。。。飲酒運転が厳しく取り締まり。大手が進出してき。。。さらに増税、阪神大震災、更に増税。。。でコロナ。で閉店。

閉店するにあたってお店の車の売却。お店の歴史など聞いていると、なるほどと経営者として勉強になります。

 

”昔はね、高速道路も無くて、食べる所も他に無かって、たまたま高速道路のインターが目の前に出来て。これ以上、人が入りきらない位、宴会シーズンなんかは来てたわけよ。バス、このハイエースで送迎したり。。。。”

 

店舗外の環境が変わり、お客の年齢層もお店とともに上がり、若者は地元から離れ。。。経営が厳しくなったことは想像できます。これで良いんだ、”現状維持は後退する”はまさにこう言うことなんだとつくづく感じる。常に新しい事、体力があればお店のリニューアルなど、2店舗目、3店舗目、業態変化など。。。変化、進化し続けてようやく現状維持が出来るのがビジネス。

 

若者(新規顧客)が来店するような仕組みを作らないとこうなる。お店、経営者と共に、お客さんも年をとっていく。年金生活者になり、可処分所得が少なくなり、外食する機会も少なくなる。

 

昔ながらの百貨店に入っている大手アパレルが苦戦している、ゴルフ場経営も大変、昔ながらの車屋さん、整備工場も買い替え需要が少なくなり大変。同じことです。

 

私はきっと30-40万で買い取り契約出来ていた自信があります。

お話聞いていると、そんな値段で買い取れない。

 

勿論、企業は利益を上げることが使命。一般的な買取業者は車で判断する。

 

私は違う。

 

人を見てお仕事します。

 

明日は、岸和田まで、アルファードの引き取り。。。ちょっとペースダウンします。