どうも、神戸のお車販売買取店のリドライブです。
僕たち車に関わる車屋さんは、車の事、整備の事、修復歴の事を分かって販売しないと、”餅は餅屋”以前の問題になってしまいますが、ホント、勉強していない方が多い。買取査定に行くと、他社の営業の子は”僕マイナーチェンジとか知らないですー。”
それで、どうやって有利な金額提案するの?と思いますし、事故歴を見れない、中古車販売スタッフも山ほどいますし。。。。それで自信を持ってお客さんに納車する車を、どうやって仕入れるの?と言う事もありますし。。。。 仕入れオークション会場の書類を鵜呑みにして仕入れている店舗もあるのかな?
他店の事をどうのこうの言うつもりはないですが、修復歴詐称、走行距離改ざん、査定時にちょっとでも高く売れたらと言うことで、本当の事を言っていないかもしれませんが、数件あります。偽りのある内容の車を購入されたのか?それとも、販売店が知らないで売ったのか?それとも、エンドユーザーさんが高く売るために言われているのか?
こればかりは、本当の事が分かりません。
車屋さんをしていると、何を信じて良いのかダメなのか?よくわからなくなる時があります。ありがたい話、自分が曲がった事をしなければ、不思議と顧客さんを含め、良心的なお客様に巡り合う事が出来るという、良い循環が出来ているなぁとつくづく思います。ちょっと話がそれました。
例えば、業者オークションの内部の事、リアルにこんな数字違うんだと、ビックリです。
Aと言う会場では 出品台数のうち24%が修復歴ありの車
Bと言う会場では 出品台数のうち26%が修復歴ありの車
Cと言う会場では 出品台数のうち15%が修復歴ありの車
Dと言う会場では 出品台数のうち9.6%が修復歴ありの車
Eと言う会場では 出品台数のうち14%が修復歴ありの車
Fと言う会場では 出品台数のうち23%が修復歴ありの車
新古車、高年式から低年式、旧車、輸入車、国産、トラック、事故現状の車を含めた、事故車の率です。今週の実績です。
まあ世の中の走っている車のうち大体5台に1台(2割)ぐらいが、事故車なのかな?業者間では新古車も売買されるから、それを除くと、街中の3割ぐらいなのかな?と思います。
しかしC,D,Eの会場はおかしい。特にDの会場は作為的かな?10%切。
その時々で、勿論、事故車ばっかり集まるときもあるでしょうが。おかしな数字です。人間だもの、その会場の検査員の見落としで上下10%も違ってくるのでしょうか?
1万台で10%で言うと1000台です。
怖い世界ですね。
買取屋さんの場合、査定は事故車、買取価格も事故車価格、仮に業者オークションに持って行って、事故車ではない査定になると、ラッキーパンチ!!
販売店の場合、仕入れた車の書類上は事故車ではない、でも実際事故車だった。アンラッキー。
こんなことで済むのでしょうか?そんな世界です。そんなことを防止するために、グー鑑定とかカーセンサー認定とかあります。そんな他人任せで良いのでしょうか?ね。
小さな事からコツコツと、今日も事故車なのに、交換歴も取っていない車をオークション会場で見つけました。
シーラーの形が明らか違いますねー。
こんなところでも、分かりやすいですね。明らかに左と右と違うので。。。外板パーツ交換だけでは、事故歴にならないですが、これは良く見ないでも逝っていますね。
そんなこんなで、探偵ごっこのような、地味に車の粗を探すのが基本的なお仕事なのです。人間だもので済ますことが出来ないので、きっちり色んな事を勉強している当社ですので、お任せください、では!!
コメントを残す