どうもリドライブです。
定期的に、当ブログを読まれる方は何のワードで検索して、入ってこられたのか確認しています。営業ツールの一つとしてですね。
すると、結構、ネクストクルーザーの改造を調べられて、このブログに辿り着いている方おられます。とても気になったので、警告の意味を含めての今日の記事です。
確かに、この車エンジン、50cc→125㏄に載せ替えしています。のでメチャ面白い車になっています。多分、日本で載せ替えしてしたネクストクルーザーはこの車だけだと思います。ノウハウは持っています。
まあ面白い車です。個人的にはです。でも、これは当社としては販売したらダメな車だと色々調べて分かったので、取り扱う事は辞めました。
何ででしょう
では、中身を見てみましょう
ボティーを外すと、こんな感じ。おもちゃな感じですね。
次に下回りの写真を見てみましょう。
拡大すると
写真の中心の部分注目!!
フレームにチェーンが当たるので(設計ミスかな?)保護するために、ゴムホースをちょいと加工して止めています。
この車、中国製なので、本国ではこれでいいんでしょう。
これ走っている間に、チェーンがフレームに当たる事象で切れて、動かなくなった。で公道走っているときに後ろから車に突っ込まれたら、どうなるの??こんな事、何も考えずに売っているんですね。この車。
あと、言えば、トラクターを運転しているみたいなものなので、振動が凄い。エンジンマウントとか無いので、走っていると、ボルトが緩む。でミラーがポロっと落ちたんです。こんな事が、足回りのボルトで発生したらどうなる事やら。
公道走っていて、死亡事故とかにつながったら、これ大変。
確かに、販売されている50㏄の企画では、要件満たしているので登録すれば公道走れます。厳密には公道走るのは怖い車なので、プレートを付けて走るのは、如何なものか?と個人的には思います。
そもそも、この車の安全面、耐久テストはなされていない車。
購入者を保護するための法律、PL法があります。これに万が一の場合、引っかかる可能性が大と私は認識しています。
真剣に代理店になるために、下調べ、弁護士、司法書士にも深く調べてもらいました。
その結果です。
中身を見ると、怖い。整備士も言っていました。
”見ない方がいいですよ”って
私は、乗るときは定期的に、ボルトを一個一個締めてから乗ります。自転車の空気を入れるぐらいの頻度でしょうか?
なので、当店は車屋さんではあり、また販売する事も可能ですが、これは当店では売れません。実際にこの車の前後見境いなく、公道走れますという謳い文句で、販売されているお店はあります。
でも、結果これ後先考えずに、売って儲かれば良いやと言う考えのもとに売られている車屋さんだと思います。私は、自信を持ってこの車は売れない。
整備工場もそうです。社長さんに言われましたが、運輸局長認証,自動車分解整備業の看板掲げている以上、触ったらダメだね。って言われました。確かに。。。
色々、今回の事でノウハウは蓄積できました。エンジン載せ替え(ボアアップ)の事もそうです。
この車で、公道走るのは自己責任で。。万が一の時には消費者保護のためのPL法という物を盾に販売元と裁判沙汰になると、相手は逃げると思いますので要注意。
では!!
という事で、このネクストクルーザーのお話は封印します。
面白い車ですが、売ったらダメな車。
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