どうもリドライブです
世界の車窓からでは無いですが、電車の中で書いております。(正確には書き溜めしているのが正確です)、ちょっと時間があったので、雑誌を読んでいましたが、
”オーガニックコットン”の記事が出ていましたので、そんな記事を読みながら、思う節があったので、こんな感じの記事を書いています。
車屋さんをやる前、実は私、繊維関係の商社マンでした。
いわゆるアパレル関係のお仕事、作る側のお仕事でした。
結構な感じで、車業界と繊維(アパレル関係)って共通点が多いのです。
中古車販売店からすると、下請け的な立ち位置の板金塗装、整備工場、タイヤ屋、部品屋、コーティング屋にフィルム貼り屋、電装屋に、ガソリンスタンドもそうですね。
アパレルも、ブランドがトップに立ち、商社、企画屋、生地屋、附属屋(ボタンとか、ファスナー屋さんですね)、パターン屋(紙型作る人)、縫製工場に、検品屋、洗い屋、染屋産等々、驚くほど細分化されています。
なので、私は扱うものは違えど、仕事に慣れるのは早かったと思います。
私は、”利は基にあり”と言うのを、凄い理解しているつもりで、言えば下請けの立ち位置の取引先に頭上がりません。
アパレル関連は、ブランドがトップに(厳密に言うと百貨店がトップに)、モノづくりを知らない若い子たちが、、あーでもないこーでもないと、下請けイビリ、無茶苦茶な納期を言って(売れないから、何を企画したらいいのかわからないからr、ぎりぎりまで引っ張る)、それでいてメチャクチャ値切る。
そんなのでは、良いもの(マーケットで評価されるもの)は作れるはずが無いし、値段ありきだったら、ユニクロ、無印で良いでしょうと思っていました。実は、昔ユニクロで買ったカシミヤ100%のセーターや、ジーンズをアパレルにちょこっと仕入れさせられ、国内加工、メードインジャパンで違うブランドの下げ札、ブランドネームに付け替え納品した事がありました。。。。
中古車販売店も、大手さん含め無茶苦茶、値切ったり、下請けイビリしたり、下請けは下請けで、仕事が少なくて困っていたとしても知らんぷり、
2つの業界とも言える、共通点は、
結構、
ブラック
華やかに見えるアパレルブランド、中古車販売店(輸入車専門のゴージャスなお店でも)、実はきらびやかな仕事ではない。
そうなんです、実際、アパレルブランドの商品が作られている所なんか、海外だったら、はっきり言って、極貧、凄い貧困で困っているような地域や、劣悪な環境、真夏でも汗をかきながら、ミシンで生地を縫っていたり、違法労働(未成年が縫っていたり)のような場合もチョイチョイあります。
整備工場や塗装、板金工場も同じです。油にまみれて、汗にまみれ、塗料にまみれ、コンパウンドの粉塵防御のためマスクをしたり。
それが現実的な所。でも、汚い所にふたをするというか、嫌な事、面倒な事は下請けでと言うのが良~く似ています。
で、きらびやかな装いを疑似なのですが、作ってお客様満足度を高める(無意味にお金をかけて)と言うのが、本当によく似ています。
こんな事を思ったのが、最初に書いた
”オーガニックコットンの話”を久々に読んだから
世間一般の方、多分業界の人たちにミスリードされています。
オーガニックコットン製のタオルがあるとします。
そのタオルを使うと、アレルギー体質の方に改善が見られる?、お肌に良い?、赤ちゃんに安心、安全? ナチュラルな製品だから良い。
とか製品自体が良いと思っていませんか?
そんなの全く関係無いんです。
何が一番良いのかと言うと、綿花は驚くほど、農薬を使います。なので、
地球環境に宜しくない。農業用地が汚染される。
あと、精製していない綿花を素手で触ると、農薬のせいで農家の人たちの手がガサガサになる、健康に悪い。
あと、精製業者の従業員の健康問題
これを守るために、オーガニックコットンと言うのはできたのです。
テキトーな事を言っているのがアパレル業界。
車屋さんも、テキトーな事を言ったり、したりして、お客さんをミスリードしていないでしょうか?
この記事を見て、改めて思うのはやるべきことは、金儲け。。。ではなくて、商売。
お客様から有難うと喜んでいただける仕事をしたいなと思いますね。
では。。。。
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