どうも、リドライブです。

今日は歯医者で歯を抜かれて、ついでに魂まで抜かれたような、腑抜けになっているので、事務所の車置き場のお掃除と、木を大家さんが切っていたので、一緒に手伝っていました。

でこういう時は、ブログの更新、

今日は、回送運行許可、または臨時ナンバーに関してのお話。

臨時ナンバー(仮ナンバー)は区役所に、行けば1回750円で借りれます。

ただし、1か月分の自賠責保険→動かす車に対して保険を掛ける。必要がありますので、役所に行く前に保険屋さんによって、加入する必要があります。確か1か月で3000円ぐらいだったと思います。

これは、一般の方でも簡単に借りれます。あまり使うことないと思いますが、車を購入されて、その車が予備検つきの車だった。で地元の陸運局にもっていって、重量税、自賠責、自動車税払って登録するとかに単発で使います。

業者に頼むと、登録代行手数料がかかるので、もったいないと、自力でやるという方は結構おられますが、この場合は、仮ナンバー借りて運転していくか、スケジュール合わせて陸運局まで陸送してもらうかですね。

仮ナンバーはナンバーに斜めの斜線が入っています。

 

で、業者さんが持っているのが、回送運行のプレート

こんなのです。これは当社のナンバー

ディーラーナンバーとか言われています。

ちょうど今月、更新したところです。5年間有効です。

ちなみに、費用は5年で、自賠責込みで15万強でした。高いような、安いような。。。

結構、これを取得するのは大変で、車屋さんでもこの回送運行許可の権利を持てないぐらい、厳しい条件があります。

過去6か月の実績を提出→これが手間なのです。

車屋さんなら月10台以上の販売実績、輸入車なら月5台以上

整備工場なら月20台以上の整備実績(車検のための分解整備)かつ、車検を受けに過去年間7回は検査場に行っている(臨時ナンバーを取得して)

板金屋さんなら月10台以上の制作実績

中古車屋さんは年間120台売っている所でないと無理なんですねぇ。

と言うことは、在庫10台ぐらいでやっている車屋さんは100%無理な話

台数をクリアしても、書類をきっちり揃えないとダメなんです。これが凄い手間。だから、皆さん条件クリアしていても、申請しないのです。行政書士の先生にお願いしたりとかで対応されているところもあります。

回送運行の許可を取るのは手間なので、いっそのこと積車(1台積みのキャリアカー)買うところもあります。

でも、ここからが内緒の話なのですが、この回送運行のナンバーは盗難にあったりかなりします。で業者間で使いまわししていたりします。持っていない、業者がプレートついていない、一時抹消している車を動かすために、知り合いからナンバープレート借りて動かしている場合あります。おー怖い怖い。

プレート借りて運転しているときに、万が一事故を起こしたらどうなるのか?

自賠責保険はその回送運行ナンバーに対して保険はかかっています。また回送運行ナンバーには運転者を登録しています。登録外の人がそのナンバーを使って運転していると、”アウトー” いわゆる天ぷらナンバー、違法に使っているナンバーになるので、保険は適用外なのです。

取得するのが難しいディーラーナンバー、そのナンバープレートを正規の使用方法で使っている人は何割ぐらいいるのかなぁ?と思います。

なので、知り合いには言っていますが、回送運行ナンバーついている車を見かけたら、近くを走らない!!万が一、事故られたら、逃げられてしまう場合がありますから、気を付けましょう。

そんなお話でした。

例えば、車屋さんの選び方の一つとして、積車を持っている、ディーラーナンバーを持っている所は、真面目な車屋さんなのだなぁ思います。

私なら、ナンバープレートついていない(一時抹消している)車を見に来られたお客さんが、試乗したいといわれた場合、運転はできませんが、横に乗ってもらってちょっと流したりします。ディーラーナンバー持ってない、積車も持っていないところは、試乗はできませんの一言で終わりますね。

そういう、車屋さんの選び方もできると思います。