神戸のお車販売、買取店のリドライブです。

今日は、実例で板金修理のお話をしたいと思います。

クイック板金。。。。これってどうなの?

板金、塗装の修理屋さんは値段設定が色々。何ならディーラー持っていけば、すんごい高い。なんで??? 不思議なのですが、機械的な整備工場は自社で持っているが、板金屋さんは外注。それだけ腕が必要と言う事もあるかもですね。

当社は一応、3軒の工場様とお取引させていただいています。なんでそんな多いの?飲食店で言うと、彼女とのデートの時や、家族の誕生日の時にラーメン屋、吉野家は行かないですよね?昼ご飯サラッと一人で食べたいのに、フルコースのイタリアンなんか行かないですよね? そんなこんな。

じゃあ、どんな感じで当社(私)は見ているかと言うと。

1 どこのメーカーの塗料を使っているのか。塗料一つでだいたい分かります。

2 どこのスプレーブース、どんなスプレーブースを持っているのか。スプレーブースと言うと、塗料を吹き付ける、病院で言うと無菌室みたいな箱。なんで、必要なのかと言うと、塗っている最中に空気に舞っているチリや埃を一緒に吹き付けないようにする為。 でも、良いブースを持っているからと言って、管理がイマイチだと、使っている意味ないよねー。って事もあります。これはあまりあてにならない。

3 安易に(自分らが仕事しやすいように)修理しないとこ。車って不思議なのですが、直し方一つで事故車になってしまう。もしくは事故車の一歩手前になってしまうので、そういう事を分かってくれる職人さんがいる所。 

一般的には、1.2が重要。と言うのも、どこどこのメーカーの下請けになるためにはこれを使わないと。。。。基準があるようです(私は詳しく知らない)。でも。1,2があっても、3が伴っていないところが多い。なので、この程度の事故の内容なのに、ディーラー任せ(ディーラーも人任せなんですよね)にした結果、なんでもかんでも交換で高いし、事故車になって帰ってきた。あるある。

もちろん、腕の要素もあります。

じゃあ、例えばの例。これクイック板金にお願いしたら安いけど、松、竹、梅、的な価格がありますが、何が違うのと言うお話。

不動産会社の営業車。車検ついでに板金もと言うことで入庫。

運転席ドア、ちょこっとぶつけて、自分でタッチアップし始めたら、どんどんおかしなことになって。。。大変な事に。。。。

と言う事です。じゃあ、どういうように補修するのか、DIYしたところを削って、傷をパテで埋めて、塗装するというのが一般的流れですが、ドアノブなどのパーツ外しますよね。養生しますよね。でどこを塗るのかと言うのがポイント。どれだけ塗るのかがポイントですね。

方法① 傷がある周辺だけ、小さく塗る

これでいいじゃんと思うでしょう。一番安上がりですから。数年経過している車の色は、少なからず色あせています。同じ色を塗ったとしても、色の違いがパキッっと出てきます。明らかここ直しているね。。。。とパーツ1枚の中で、わかると思いますが、安ければ良いですか????でも素人がやった管スプレーのレベルでは無いです。

方法② 運転席ドア1枚塗る。

これもあり、1枚のドアの中で色をボカシながら、塗った所と塗っていないところの境界線がわからないように、色を合わせていく。ありありです。でも、後席ドアとはパキッと色の違いが出てしまうかも。。。

方法③ 後席ドアも塗る

後ろのドアとの色差もきっと気になるから、前ドアの色差も1枚の中でボカし、後ろドアの色差も気になるから、後ろドア1/3ぐらい傷ないのに塗って、本当に塗ったかどうか分からないようにする。僕らは見たら分かりますが、一般の方は分からない。

貴方ならどれを選びますか?傷の大きさだけで判断しがちですが、実は意外と塗る面積は多いのです。じゃあ①で500万の車を直すかと言ったらNOですし、私が乗っている10万キロオーバーの社用車は①でお願いするだろうし。人それぞれ、車それぞれ。

ですので、お願いする工場さんも色々あると言うことです。基本的に板金屋さんの高い安いは確かにありますが(仕上がりに見合わない直し方もあります)、当社の場合、高い安いの違いは基本的にこういう事の違いです。

多分ですが、今回のお客さんは②を選ばれると思います。高級車は漏れなく③だと。

だから、板金屋さん仕事は高い安いがあるのです。こんな事、説明されたことが無いと皆様思いますので、陰ではこんな事しているのですよ。と言うお話でした。あと、下手な所は(めんどくさがりな所)マスキング、養生が下手で、ドアの内部のピラーや、付いている部品に塗料がついちゃったなどありますのでお気をつけて。。

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